いゃー映画って、いつ観ても本当にいいですね!そして演劇は、いつ見ても本当に感激しますね!だから観劇って言うんでしょうね!・・・ボソ。。。映画・演劇・芝居の論評を癖のある切り口でボソボソとお伝えしてまいります。お楽しみくださいませ!
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「笑の大学」

三谷幸喜モノ。
芝居用戯曲を映画用に書き直したらしいです。


役所広司の相手が稲垣吾郎だと聞いた時(知った時かな)、
ココリコ田中が思い浮かびました。


ベースに共通する人間味があると感じたからです。

 
ココリコ田中が気の弱い夫を演じた「みんなのいえ」は、
唐沢寿之や田中邦衛など百戦練磨の役者をからませて
不自然さをカモフラージュ、

逆に演技臭の無いココリコ田中が良く見えました。


今回も、同じような事が言えそうです。


 稲垣吾郎もどちらかといえば癖が無く、
アクも強いほうではありません。


自然体でその場に溶け込むことができるタイプです。


その分、役所広司はジェットコースターのように
強烈な人物像を演じることで、
稲垣吾郎の中途半端に見える反応を
ことごとく拾い繋げてーンを盛り上げました。


こう書くと稲垣吾郎はダメって感じになりますが、
実は案外と良かったのです。


小細工をせずに、
ただ普通に居ることができたのはかなりの力です。


やたらにオーバーアクションをするタイプだったら、
この役には不向きだったでしょう。


話は戦前、言論統制を進める
政府の検閲官VS何としてもバカバカしい喜劇を
上演したい座付き作家との脚本をめぐる攻防。


三谷モノらしく、両者とも真面目だからこそ
噛みあわない滑稽さを、情をからめて楽しく
もの悲しく見せてくれます。


いい映画だと思います。


笑の大学 スペシャル・エディション笑の大学 スペシャル・エディション
出演:役所広司 /稲垣吾郎
東宝
発売日 2005-05-27




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「ホテルビーナス」

 
草なぎ剛が韓国語に挑戦するような
バラエティがあった事は頭の片隅にはありました。


そのツヨポン(byユースケサンタマリア)が……
チョナンカンになってました。


驚いたなあ。
すげー二枚目の役をカッコ良くやっていた。

で、すぐに「黄泉がえり」を
借りてきて見てみたら……草なぎ君だった。


「ホテルビーナス」の映像は、
やや硬質な退廃をベースにしていると思います。


退廃的といっても、
例えばウオンカーウエイのような扇情的な
影や色使いは抑えられているので、
観てて疲労感を覚えるようなことはありません。


「麻雀放浪記」に近い効果が出てるような気がします。


幻燈に対する影絵のような印象です。
 

話の内容はは「どん底」のホテル編っていう感じ。


怠惰と無知と強欲と愛憎が入り乱れる人間模様の中に、
一筋の光とも言える生きる希望が生まれてくる。


それは、誰もが誰かに必要とされている、
世の中に要らない人間なんて一人もいない
というメッセージだった……。


 勝手に解釈した補足も入れたけど、
だいたいそんな感じです。


でも、決して暗いだけの映画じゃありません。
役者さんも皆いい味出てます。


特に中谷美紀
エルメスやってる場合じゃないだろうってぐらい、いい。
落ちぶれた男のために身体を売る女を論理的ではなく
「性」で演じてました。


あと義理の親子を演じた韓国の俳優と少女も良かった。
父親役は若い頃の高倉健がやりそうな寡黙な男。
無骨だけど情を大切にするという雰囲気です。


少女は「初めてのお使い」に出てきそうな感じの子。
それだけに、辛い境遇が泣かせます。
不安そうな表情が演技なのか否かは問題ではないでしょう。



ホテル ビーナスホテル ビーナス
出演:草ナギ剛 /中谷美紀 /パク・ジョンウ
ビクターエンタテインメント
発売日 2004-09-10



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『acteur(アクチュール)』

旬の男優たちを紹介するビジュアル誌!
一冊定価:980円
出版社: キネマ旬報社



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■acteur(アクチュール)の紹介

様々なジャンルで活躍する旬の男優たちに
スポットをあてたビジュアル誌


若手から個性派まで、
映画・テレビ・Vシネマ・CM・舞台など
様々なジャンル男優たちを総力特集。


人気と実力を兼ね備えた俳優たちを、
豊富なビジュアルを交えたインタビュー
最新情報、コラム、企画記事などで紹介。

「花とアリス」

監督岩井俊二鈴木杏と蒼井優のW主役。


これは原作がないオリジナルストーリーのはずです。
結構楽しめましたね。


岩井監督の作品らしい、
暖か味のある柔らかさと品が備わってました。


もちろん映画には様々なタイプの人物が登場するのだけれど、
だらしなさや下品さを感じさせないんですね。
 

カメラを回せばフィルムには何かが映ります。


もちろん映すべきものと映ってはいけないものがあって、
この取捨選択の基準はリアリティやシーンのつながり
だけではないと思います。


仮に同じシナリオで複数の監督が映画を撮ったら、
その監督の数だけ違う映画になるでしょう。


岩井監督の基準が心地よい風を吹かすのです。


 地方都市で暮らす二人の女子高生は、
それぞれの名前をもじって「花」と「アリス」と
呼び合っていた。


ある日、花は以前から好意を寄せていた
先輩と交際を始めることに成功する。


だが、それは咄嗟についた嘘が引き鉄だった。


その嘘がばれると大変、花はアリスを巻き込み、
あの手この手の恋愛成就作戦を展開するが……。


という感じのストーリーがあるにはある。


でも、ドラマ性を感じさせる臭いを排除し、
素朴に彼女達の日常生活を追っていく。


ナチュラルさはドキュメントではない。


我々が「自然である」と感じられるように創る
高等なテクニックだ。


上手いというのは、そういう事だと思う。


 花を演じた鈴木杏とアリス役の蒼井優。


二人とも美人とは言いがたいが存在感がある。


主役クラスの女優になってきたのは運だけではないだろう。


特に、この映画のクライマックスで
蒼井優がバレエを踊る時の表情はいい。


この子が大器だと思わせる、
余人に変えられない顔があった。


花とアリス 特別版花とアリス 特別版
出演:岩井俊二 /鈴木杏 /蒼井優 /郭智博 /相田翔子 /阿部寛
アミューズソフトエンタテインメント
発売日 2004-10-08


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『MOVIESTAR(ムービースター)』

毎号お手元にお届け!
一冊定価:560円
出版社: イン・ロック



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海外人気俳優インタビュ&ニュース洋画誌


「MOVIE STAR」は、
“グラビアよりも好きなスターパーソナリティに
触れることができるから”と大好評の超充実した
インタービューページなど映画ファンの視点からの雑誌です。


ハリウッドで最新映画撮影中に収録したとりたてのものから、
国内での映画公開時期に併せてその裏話が楽しめるものまで様々。


ロサンゼルスとニューヨークの両都市在住の特派員が行う
鋭いノー・カット長編インタビューに、スターの本音が覗けます!


また、記事だけでなく、写真も充実しています。

SINOBI

 
夏ごろから宣伝チラシ等が出回っていた。

もちろんキャストや見所などで編集されているのだが、
その中でおいらの目を釘付けにしたのが沢尻エリカだった。


井筒監督の「パッチギ」にも出ていたが、
まあ可愛い新人さんって程度だったので、
愕然とした。


「この魂の抜け殻のような表情は一体なんじゃ。
人間とは思えない。まるで愛玩用のドールではないか……」。


とにかく沢尻エリカを確かめたくて観に行きました。


内容は、オダギリジョー仲間由紀恵
ロミオとジュリエット+お互いが
殺しあわなければならない仕掛けが組まれていて、
オダギリチームと仲間チームが
秘術を駆使して対決するストーリー


弱っちい役の沢尻エリカは
、無垢を体現する少女。


闘いを厭う仲間リーダーを
鬼神に変えるための捨石になる。


ストーリーのターニングポイントに関わる美味しい役だ。


でも……。一番美味しいのは椎名桔平だ。


何たって不死身。「漂流街」以降では一番好きかも。


そういえばオダギリも「あずみ」で同じようなのやってた。


まあ、こういうストーリーには
欠かせない役どころってことで。


沢尻エリカはまだまだでした。


もっとオーラが出てもよさそうなのに、
小さくまとめられて少しガッカリ。


全体的には堅実な出来映えだと思うけど、
仲間由紀恵のヒロインを受け入れ可能ならば
楽しめると思います。


おいらは乗れませんでした。 
 

映画や芝居を観ても、
今までは記録なんか全く残してきませんでした。


だから記憶だけが頼り。


その日に観たものがあればいいのだけど、
無ければ思いつきで書いていきます。



SHINOBI プレミアム版SHINOBI プレミアム版
出演:仲間由紀恵 /オダギリジョー /黒谷友香 /沢尻エリカ /椎名桔平
松竹
発売日 2006-02-18



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『STAR TREK(BEST EPISODE COLLECTION)』

スタートレック ベストエピソード
コレクション定期購読でもれなく特製バインダーがつきます!
一冊定価:1990円
出版社: デアゴスティーニ・ジャパン



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シリーズの枠を超えたトレッキー待望のDVDマガジン


「スタートレックシリーズ」の5つのシリーズ
「The Next Generation」
「Deep Space Nine」
「Voyager」
「宇宙大作戦」
「Enterprise」から、
シリーズを横断し毎号独自のテーマに沿って
3話分を厳選し、DVDに収録するDVDマガジン。


本誌では、出演者のインタビュー、製作裏話などを交え、
スタートレックの魅力を豊富な写真とイラストを使って解説。

「天国の本屋〜恋火」

またまた竹内結子がお化けになる映画です。
先日朗読会に行きましたが、
この作品は劇中登場人物が朗読するシーンが
何度か出てきます。


朗読つながりということで。

 
タイトル「天国の本屋〜恋火」


DVDで観ました。主演は竹内結子と玉山鉄二。

天国に迷い込んだ青年ピアニスト(玉山)は
図書館でアルバイトをさせられる。


黄泉の国の住人に本を読むのだ。


その中に、かつての名女性ピアニスト(竹内)もいた。


自分の才能に悩む青年と未完成のピアノ組曲を
仕上げたい女性ピアニスト。


二人は天国で組曲最終章の作曲に取り掛かる……。


天国の話に平行して現代の物語が進行。


女性ピアニストが組曲の完成に
こだわる謎解きになってます。


彼女が未練を残して死んだ理由とか、
かつての恋人が立ち直れずにいるとか色々。


まあ、日本人好みのファンタジーです。


スゴイとは言えないけど、堅実な一本。


教訓めいたものも特に無し。

天国に迷い込んだピアニストより、
竜宮城に行った浦島太郎の方が
よっぽど考えさせられます。


でも、見所もあり。


役者さんは全体的に良かった印象があります。


才能があるのに理由ありで
落ちぶれている役を香川照之がやってます。


「ホテルビーナス」もそう。


「北の零年」では狡猾な商人。


確かNHKの大河ドラマで
豊臣秀吉をやってたことがあったけど、
おいしい役を的確にこなしている感じ。


味のある脇役ですね。


天国の本屋 ~恋火天国の本屋 ~恋火
出演:竹内結子 /玉山鉄二 /香里奈 /新井浩文
松竹
発売日 2004-11-25

 
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『DVD&ビデオVISION 』

一冊定価:350円
出版社: イーフロント.



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一ヶ月に発売されるソフトのすべてがすべて分かる!


DVD、ビデオなどの映像ソフトを月刊ベースで紹介する情報誌。


新作ソフトを洋画・邦画・アニメといったジャンル別に
ジャケット写真付きで紹介。


最新劇場公開映画やハリウッドの現地情報なども満載。


本誌VISIONコードを利用してインターネット
最新DVDソフトを購入できるサービスも行っている。

「初恋のきた道」

昨年もDVDで数回観た。
自らの意志で映画を繰り返し見る事は、
正直滅多にない。


ただ、別格なのが黒澤明とチャン・イー・モーの作品群。
その中でも、好きな映画です。


おいらが初めて観たチャン・イー・モーの映画、
画面に食い入った。


何と言ってもすごいのが映像の力。
カメラマン出身の監督ではあるけれど、

とにかく美しい。


自然の色、生活の色、その配色、光線、
画面構成、濃淡と強弱、情景(心理描写も)……


溜息が出る。


独特の映像美を賞賛されるタイプではなく、
あらゆるシーン、おそらく1コマ1コマの
スチール全てが一幅の絵(写真というよりも)になっている。


この完全主義者ぶりは、凄い。
黒澤に通じるものがある。
とりわけ色彩に対するこだわりは並大抵ではない。


この作品の舞台設定は、
文化大革命頃の中国山間部の寒村。


その鮮やかな四季を輝かしい輪郭で
画像に映し込んでいる。


肌を刺す日差しの痛さから凍える息遣い、
そして人の顔……魅入られた。


今ではすっかりチャン・イー・モー作品の
レギュラーとも言える、
チャン・ツィ・イーの実質映画デビュー作。

可憐で一途な少女を好演している。


ストーリーは本当にシンプル。学校の無い村に、
町から若い教師が赴任してくる。


村を挙げた歓迎と校舎作りのさなか、
一人の村娘がその青年教師に恋をする。


しかし、その教師はあらぬ疑いをかけられ、
町の共産党員に連行されていってしまった。


娘は、必ず戻ってくるという若者の言葉を信じて、
約束の日を待ち続ける……。


当時のプロレタリアートの生活の中に、
現代では失われた宝物を見る思い。


手を加えすぎない贅沢……価値の多様化、
情報の重層化した社会の中に身を置く、
自分自身への戒めでもある。


選択肢が多ければ幸せというわけではない。
おまけが多いから得なわけでもない。


あれやこれやと広げざるを得ないという事は、
肝心の中身に魅力がないという事だ。


今までも、そう思って脚本を書いてきた。


初恋のきた道 [SUPERBIT(TM)]初恋のきた道 [SUPERBIT(TM)]
出演:チャン・ツィイー /スン・ホンレイ /チョン・ハオ /チャオ・ユエリン
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
発売日 2004-12-22


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『SCREEN(スクリーン)』
一冊定価:720円



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