大変に面白い映画だった。
フルーツ・チャンという監督、いいです。
前に「サブウエイ」を観て、
この監督すげーって思ったときぐらい、
良かった(もちろんリュックベッソンのこと)。
DVDを借りたのは、
主演がジョウ・シュンだったから。
「中国の小さなお針子」という映画で彼女を知り、
好みだけで言えばチャン・ツィー・イーより上。
でも、この映画を観始めたら
そんなこと関係なくなっていた。
もちろん彼女も魅力的だったけど、映像の力強さ、
まるで匂いまで映りこんでているような迫力を感じた。
貧富の差が大きい香港。その最底辺の雑居街に現れた、
いかにも訳ありの若い女。
彼女に振り回される焼き豚屋の主人とその息子達。
謎めいた彼女に近づくチンピラと怪しげなギャング。
果たして彼女の正体は……。みたいな感じなのだけれど、
毎度のことながら、おいらの文章力不足が痛い。
多分、この映画のテーマというか根ざしている立脚点は、
街と人間の関係性が危うくなっている警鐘、
あるいはメタファー。
高級高層マンション(ハリウッド)と貧民街(ホンコン)、
この両者が混在して成り立つ日常こそ社会なのではないだろうか。
あれ、少し視点を変えれば「もののけ姫」みたいじゃないか。
まあ、そこら辺はよく分からないというか、
観てて雑念わかないから関係ない。
ジョウ・シュンはもちろん、
焼豚屋の親子3人とも最高のキャラクター。
映画館で見たいなあ。
ハリウッド★ホンコン出演:ジョウ・シュン /グレン・チン /ウォン・ユーナン
ビデオメーカー
発売日 2003-12-19
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