「愛憎」
MCRラボ#4「愛憎」
新宿村LIVE
上演された芝居は悪くない……ていうか、
割合と面白かったのだけど、
何か乗れなかった。
原因はわかっている。
タイトルだ。
タイトルとストーリーの関係性なんか知ったこっちゃないが、
どうにも「愛憎」というタイトルが
脳裏に張り付いたまま芝居を観て、
終わって、釈然としないのだ。
おいらは芝居を理解しようとはしない。
いつも、どんな舞台でも。何を感じたか。
今回の場合、多分「愛憎」というのは
「愛」と「憎しみ」ではないのだろうな。
それぞれを原料とはしているのだろうが、
できあがった加工品は新種のようなとでもいうか。
人間関係を表す現代的で新語的な表現……
そのうち「夕べ彼氏と愛憎っちゃってさ〜」
なんて使い方ができるようになるのかもしれぬ。
言葉は伝達手段のひとつの道具であるから、
便利にもなるし、変化もするだろう。
でも、感情とそれを形容する言葉には、
水が高いところから低いところに流れるようような
順序があるはずだ。
「独りよがり」で充分な内容を「愛憎」とするのは
コピーセンスなのだろうか。
それを採点する立場じゃないが、やはりピンとこない。






















