いゃー映画って、いつ観ても本当にいいですね!そして演劇は、いつ見ても本当に感激しますね!だから観劇って言うんでしょうね!・・・ボソ。。。映画・演劇・芝居の論評を癖のある切り口でボソボソとお伝えしてまいります。お楽しみくださいませ!
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「スイーサイズ ハイ 」


UNITレンカノ PIECE2
阿佐ヶ谷アルシェ

 

中盤までなかなか面白い芝居だった。



終盤は破綻無く上手にまとめようという意図が感じられて、

リズムが悪くなった印象。



説明をもっと大胆に省いても充分に成立するはずだ。
 


悪役となる自殺幇助男は一種のサイコなわけで、

特異な価値観を持っている人間であることを丁寧に教えてくれる。



確かに重要な内容だ。



このエクスキューズがなければストーリーの土台が脆弱になるだろう。



しかし、それでも更に削って最小限にするべきだったと思う。


理由の一つ、誤解や分からないという感想を怖がって、

クライマックスに必要な勢いを削いでしまった。



理由の二つ、セリフのやりとりによって、

常識が通用しない男の人間像が理解しやすくなってしまった。



この安定感は安心感につながる。
 


生理を超えた怖ろしさは、理解とは対極にある。


登場人物たちが怒ったり怖がったりしても、

観ている側の恐怖感は増幅しないのだ。



姿かたちは人間に見えたとしても、

人間とは思えない戦慄をどう表現するか。



説明されても、ピンとは来ないんだよネエ。