チャリ漕いで……行くわきゃない。ロマンスカーならいいのかというものでもない。ただ、銀座まで芝居を観に行ってきただけなのよ。
タイトル=「小鳥を追って箱根まで」 by (劇)べっちん
場所=築地本願寺ブティストホール
この劇団の芝居を観るのは4回目。方向性を限定するのが嫌なのか、やりたい事が色々ありすぎるのか。いずれにせよ、各回毎に上手にパッケージングしています。
今回も驚かされるような事はないけれど(良くも悪くも)、目配りの利いた安定感のある芝居でした。
ヤクザの抗争が勃発。しかし、殺された親分の仇を討つはずの鉄砲玉がターゲットを見逃して逃走をはかる。両方の組織から追われることになった男は、横浜、茅ヶ崎、平塚、小田原と逃げ落ちていく……。
ストーリーはこんな按配で、逃げる男の過去と心象風景(夢?)を所々で挿入、根は気弱な青年の「青春の蹉跌」を描いてます。
役者がいいです。特に主人公役(ツカハラダイスケ)は240度くらいOK(正面、横、斜め、斜め後ろ)。あと後姿が決まっていれば二重丸でした。
芝居は全方位なんです。映像のように編集もできませんから。他の方々もほぼ180度前後いけてます。これはなかなか良いレベルです。小演劇界では、正面すらスキだらけの役者(と呼んでいいのか……)も時折いるのですよ。
元々、劇団のスタッフに知り合いがいたから観ていたのですが、いつの間にか知人の娘がここの劇団員になってました。久しぶりに会ったけど、キャンプに行ったりお年玉あげてた女の子が大学生だもんね。あーやれやれ。
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