いゃー映画って、いつ観ても本当にいいですね!そして演劇は、いつ見ても本当に感激しますね!だから観劇って言うんでしょうね!・・・ボソ。。。映画・演劇・芝居の論評を癖のある切り口でボソボソとお伝えしてまいります。お楽しみくださいませ!
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「ホテルビーナス」

 
草なぎ剛が韓国語に挑戦するような
バラエティがあった事は頭の片隅にはありました。


そのツヨポン(byユースケサンタマリア)が……
チョナンカンになってました。


驚いたなあ。
すげー二枚目の役をカッコ良くやっていた。

で、すぐに「黄泉がえり」を
借りてきて見てみたら……草なぎ君だった。


「ホテルビーナス」の映像は、
やや硬質な退廃をベースにしていると思います。


退廃的といっても、
例えばウオンカーウエイのような扇情的な
影や色使いは抑えられているので、
観てて疲労感を覚えるようなことはありません。


「麻雀放浪記」に近い効果が出てるような気がします。


幻燈に対する影絵のような印象です。
 

話の内容はは「どん底」のホテル編っていう感じ。


怠惰と無知と強欲と愛憎が入り乱れる人間模様の中に、
一筋の光とも言える生きる希望が生まれてくる。


それは、誰もが誰かに必要とされている、
世の中に要らない人間なんて一人もいない
というメッセージだった……。


 勝手に解釈した補足も入れたけど、
だいたいそんな感じです。


でも、決して暗いだけの映画じゃありません。
役者さんも皆いい味出てます。


特に中谷美紀
エルメスやってる場合じゃないだろうってぐらい、いい。
落ちぶれた男のために身体を売る女を論理的ではなく
「性」で演じてました。


あと義理の親子を演じた韓国の俳優と少女も良かった。
父親役は若い頃の高倉健がやりそうな寡黙な男。
無骨だけど情を大切にするという雰囲気です。


少女は「初めてのお使い」に出てきそうな感じの子。
それだけに、辛い境遇が泣かせます。
不安そうな表情が演技なのか否かは問題ではないでしょう。



ホテル ビーナスホテル ビーナス
出演:草ナギ剛 /中谷美紀 /パク・ジョンウ
ビクターエンタテインメント
発売日 2004-09-10



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