いゃー映画って、いつ観ても本当にいいですね!そして演劇は、いつ見ても本当に感激しますね!だから観劇って言うんでしょうね!・・・ボソ。。。映画・演劇・芝居の論評を癖のある切り口でボソボソとお伝えしてまいります。お楽しみくださいませ!
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「花とアリス」

監督岩井俊二鈴木杏と蒼井優のW主役。


これは原作がないオリジナルストーリーのはずです。
結構楽しめましたね。


岩井監督の作品らしい、
暖か味のある柔らかさと品が備わってました。


もちろん映画には様々なタイプの人物が登場するのだけれど、
だらしなさや下品さを感じさせないんですね。
 

カメラを回せばフィルムには何かが映ります。


もちろん映すべきものと映ってはいけないものがあって、
この取捨選択の基準はリアリティやシーンのつながり
だけではないと思います。


仮に同じシナリオで複数の監督が映画を撮ったら、
その監督の数だけ違う映画になるでしょう。


岩井監督の基準が心地よい風を吹かすのです。


 地方都市で暮らす二人の女子高生は、
それぞれの名前をもじって「花」と「アリス」と
呼び合っていた。


ある日、花は以前から好意を寄せていた
先輩と交際を始めることに成功する。


だが、それは咄嗟についた嘘が引き鉄だった。


その嘘がばれると大変、花はアリスを巻き込み、
あの手この手の恋愛成就作戦を展開するが……。


という感じのストーリーがあるにはある。


でも、ドラマ性を感じさせる臭いを排除し、
素朴に彼女達の日常生活を追っていく。


ナチュラルさはドキュメントではない。


我々が「自然である」と感じられるように創る
高等なテクニックだ。


上手いというのは、そういう事だと思う。


 花を演じた鈴木杏とアリス役の蒼井優。


二人とも美人とは言いがたいが存在感がある。


主役クラスの女優になってきたのは運だけではないだろう。


特に、この映画のクライマックスで
蒼井優がバレエを踊る時の表情はいい。


この子が大器だと思わせる、
余人に変えられない顔があった。


花とアリス 特別版花とアリス 特別版
出演:岩井俊二 /鈴木杏 /蒼井優 /郭智博 /相田翔子 /阿部寛
アミューズソフトエンタテインメント
発売日 2004-10-08


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